【ヒストリエ】先生!今度は 毛色が違いますね!by 店長のおすすめ
こんにちは、コミックバスター中川野田店 店長の鈴木です。
前回、私の独断と偏見のおすすめマンガ紹介として
『寄生獣』を紹介させていただきました。
映画化されたマンガですが、
映画とはちょっと違う雰囲気を楽しめるマンガです。
(ミギーがリアルで気持ち悪い….笑)
寄生獣の紹介はこちら
さてさて、寄生獣の作者は岩明均という方なのですが、
実は実は、私は個人的に寄生獣よりも好きな作品があります。
寄生獣とは全然違う毛色の作品です!
今回紹介するのはこちら!
ヒストリエ

ヒストリエ
作者:岩明均
月刊アフタヌーン(講談社)
:2003年〜連載中
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ヒストリエ Story
舞台は紀元前。
マケドニアのアレキサンダー大王の書記官エウメネスの
波乱の生涯を創作を織り交ぜつつ描いた作品です。
蛮族スキタイの出身でありながらそれを知らず、
都市国家カルディアでギリシア人養父母に育てられたエウメネス。
そのおかげでギリシア的教養を身につけることとなる。
ある日養父がスキタイ人に殺され、自分の出自を知ったエウメネスは
奴隷の身分に落とされてしまう。
それが彼の波乱の旅の始まりだったのです。
「寄生獣」の作者の最新作です!と言っても、既刊は2003年です😅
現在10巻まで継続中です。
歴史好きの私としては、寄生獣よりもこちらの方が好きですね^ ^
にしても紀元前の外国の話なので、
昔世界史で習った?地名や名前がカタカナ横文字でたくさん出てきます😅
正直、覚えるのが大変です。笑
マケドニア・ヒエロニュモス・アンティゴノス…..
『ニュモス』とか、日本語じゃ絶対出てこないですよね。笑

ただ無駄な説明などがなくすごく読みやすくなっていると思います^ ^
歴史好き、とくに西洋史が好きな方には超オススメです!
基本的には史実に基づいているので、
歴史の背景から読み取れる偉人の感情などに
感情移入して引き込まれます。
実際、主人公のエウメネスは
幼少期から頭が非常によく、神童と言われていたそうです。
恵まれた家庭環境で育ったが、
蛮族の出身だったことがわかり、奴隷へと……
マンガみたいな話ですが、
これ、本当のことなのでびっくりしますね!

主人公エウメネスが冷静沈着なので、
淡々とストーリーが進んで行く感じですが、
読んで行くうちに、どハマりしていきます!
歴史に興味がない方でも、
単純に面白いので、一度読んで見てはいかがでしょうか?^ ^
三国志などが好きな人もすごくハマる気がする…
P.S.
ちなみに、岩明先生はデビューする前から
ヒストリエを暖めていたそうです!